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今年のムーブフェスタがスタートしました!

投稿者:所長 2018年02月01日

 

 ムーブの誕生月(7月)には、毎年ムーブ最大のイベント“ムーブフェスタ”が開催されます。

 

 新年早々ですが、今年のムーブフェスタに向けての準備が始まりました。

 1月11日に実行委員会が立ち上がり、ムーブフェスタの開催期間は、7月7日(土)~7月28日(土)と決まりました。

 

 フェスタの準備状況をお話すると、現在「市民企画事業」の募集中です。

 この「市民企画事業」はフェスタのメインとなる事業で、市民の皆さんが期間中にムーブの施設を利用して、自ら企画・実施する手作りの事業です。

 男女共同参画社会の実現に向けた事業、自主的な活動発表など、個人・グループ相互の情報交換と交流を支援します。フェスタへの参加は、皆さんの活動のステップアップにもつながります。

 

 事業は、①企画事業、②フリーマーケット、③サマーカーニバル(交流広場での発表会)の3種類。企画事業では、講座、講演会、ワークショップ、交流会、コンサート、芸術作品展示など様々な活動ができます。

 

 毎年、100を超える催しと5万人を超える来場者で、7月のムーブは明るく賑わいにあふれています。

 

 あなたもムーブフェスタに「創る人」で参加しませんか?

 募集案内は、ムーブ、レディスもじ、レディスやはた、各区役所、市民センター等にあります。

 3月3日(土)には、ムーブで事前説明会を行います。この説明会への参加がないと原則市民企画事業へ応募できませんので、まず募集案内をゲットして、説明会へ足をお運びください。

 募集案内はムーブホームページからでもダウンロード可能です!

 

 毎年参加されている方も、初めて参加してみようという方も、どちらも大歓迎!

 

 (今はとても寒くてなかなか想像できませんが、)今年の夏はムーブで、暑さを吹き飛ばしましょう!

 

 

新年のご挨拶

投稿者:所長 2018年01月04日

 

 新しい年、2018年がスタートしました。

 

 北九州市立男女共同参画センター・ムーブでは、今年も、女性と男性が共に自らの個性と能力を活かし、いきいきと活躍できる社会の実現をめざして、様々な事業に取り組みます。

 

 今ご覧いただいているムーブのホームページでは、現在開催中(募集中)の講座をはじめ、相談室や図書室のご案内もしています。

 

 ムーブでは、既にご利用いただいている方はもとより、まだムーブに一度も足を運んだことのない皆様にとっても、親しみやすく、使いやすい、そして御自身のエンパワーメント(力をつけること)につながるような魅力ある施設をめざして、常に努力を続けてまいります。

 

 本年も北九州市立男女共同参画センター・ムーブをどうぞよろしくお願いいたします。

福島の方のお話をお聴きしました。

投稿者:所長 2017年12月05日

 

 

 12月の初め、男女共同参画センター全国会議に出席するため、福島に行ってきました。

 「~課題に向き合い、地域につなぐ、私たちの使命~」が大会全体のメインテーマです。

 

 1日目は、二本松市にある県の男女共生センターで「災害・復興と福島の女性たちの今」をテーマに基調講演とパネルディスカッションに参加しました。

 2日目は、バスで被災地の川内村、飯舘村を回り、それぞれの村長さんや地域の女性リーダーの方に震災発生から今日に至るまでのいろいろなお話をうかがいました。

 初日のパネルディスカッションでは、災害に関するセンターの役割として

  • 日頃からの男女共同参画(一人ひとりを大切にする、女性だからこうなければではなく、私らしく生きること)の考え方を広めていく
  • 地域活動、活躍の場づくり、次世代のリーダーづくり
  • 避難しながらも力を付けていく女性たち、そうした地域の中で活躍する女性たちのバックアップ(女性活躍は働くことだけではない)
  • 福島から各地へまだ多くの人が避難している。避難先の市町村では、福島から来た人たちを支援して欲しい

 など、さまざまな提案がありました。

 

 2日目の視察。福島を訪れるのは初めてです。

 地震・津波の被害、原発の被害がまだ生々しく残る地区をバスで行きながら、車内では講師の地元フリーアナウンサーが、発災から今日までの取材記録と記憶をベースに福島の現状をお話されました。

 ここではとても書ききれないほど重く、厳しい内容でした。

 

 「福島の復興ができなければ、日本の復興はない。」講師のお言葉です。

 

 東日本津波原発事故大震災(講師はこう呼んでいます)からもうすぐ7年。

 発災当時に比べて、その報道は大きく減りました。震災後、多くの大きな事件・事故が起こり、九州では節目でなければ福島のニュースに触れることはありません。

 

 福島駅で午後4時過ぎに解散。新幹線、飛行機、バス、タクシーを乗り継いで、北九州市内の自宅へ戻ったのは午後11時半過ぎ。あらためてその距離を思いました。

 

 「今回の貴重な体験を何とか今後のムーブの事業に活かすことはできないか」と考えています。

 また、仕事に限らず、私の家族や友人にも伝え、皆で共有していくことで、同じ時を生きる人間として、福島と北九州の距離を少しでも縮めていくことができれば…と願っています。

11月は、ワーク・ライフ・バランス推進月間です! 

投稿者:所長 2017年11月07日

 

 

 近年、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)という言葉を耳にすることが多くなりました。

 でも、ワーク(仕事)とライフ(生活)のバランス(調和)とは、具体的に何をどうすればよいのでしょうか。

 

 ワーク・ライフ・バランスが目指すのは、

 「多様な生き方、暮らし方を認め合うことで、やりがいや充実感を感じながら働き、限られた時間の中で「仕事」上の責任を果たしながら、仕事以外の時間で子育て、介護、地域活動、自己啓発など充実した「生活」を実現する

 というもの。

 誰もが、仕事、家庭生活(育児、介護、家事)、地域活動、個人の自己啓発などさまざまな活動を自分が希望するバランスで行える状態です。

 

 こんなことはありませんか。

〇長時間労働のため、仕事以外の時間が取れない。

〇子どもや家族の病気や学校・地域の行事、介護などで休みを取りにくい。

〇身体の調子が悪くても、仕事が忙しくて病院に行けない。

〇周囲の目が気になって、定時に帰りづらい。

〇皆が残業しているので、だらだらと仕事をしてしまう。

〇熱中できる趣味もないし、余暇の過ごし方がわからない。

 これらは、ワーク・ライフ・バランスが実現できていない状態の一例です。

 

 ワーク・ライフ・バランスとは、仕事より私生活を優先することではありません。

 さまざまな工夫を行って効率的に働くことにより、時間をつくり、仕事以外の多様な活動を充実させようというものです。

 そのためには、働き方と「仕事オンリーの考え方」の見直しが必要です。

 

 11月はワーク・ライフ・バランス推進月間で、北九州市でも関連イベントが開催されます。

 まずはイベントに参加して、ワーク・ライフ・バランスにチャレンジするヒントを見つけませんか。

 

 ※このブログの掲載にあたっては、北九州市のホームページ‘はじめようワーク・ライフ・バランス’を参考にしています。

『ムービング』&『カティング・エッジ』最新号です!

投稿者:所長 2017年10月06日

 

 ムーブの情報誌『ムービング』と書誌情報誌『カティング・エッジ』の最新号ができあがりました。

 

  ☆☆☆ ムービング第83号(10月1日発行) ☆☆☆ 

 今号では、女性の健康、防災と男女共同参画、メディアとジェンダーなど、多彩な切り口から女性に関わる問題を取り上げました。

 またムーブの事業紹介では、7月に開催された「ムーブフェスタ」の報告を中心にまとめています。

 参加者みんなが力をもらった有森裕子さんのオープニング講演、楽しく学んだ子どもたちのプログラミング体験教室、日頃の練習の成果をいかんなく発揮したサマーカーニバル、ひとり親家庭の居住問題をともに考えた研究報告会など、フェスタに参加された方のみならず、参加できなかった皆様にもムーブフェスタの熱気をお伝えできればと思います。

 フェスタの報告以外にも今年度の下半期に開催される講座やセミナーのお知らせも掲載しています。

 

  ☆☆☆ カティング・エッジ第61号(10月1日発行)☆☆☆

 『カティング・エッジ』は、ジェンダー問題の解決のカギを提示するための情報誌で、ジェンダー、男女共同参画、女性のエンパワーメント等を取り上げた書籍をご案内しています。

 (ジェンダーとは、社会的・文化的に形成された性別をいいます。)

 今号では、「女性の働き方」「母子世帯の居住問題」「ワンオペ育児」「フェミニズム」をテーマにした書籍の紹介と関係用語の解説を掲載しました。

 また、刑法改正(性犯罪厳罰化)、死後離婚、過労死などタイムリーな問題に対して識者から寄稿していただきました。

 

 ※ 『ムービング』&『カティング・エッジ』は、ムーブの他、お近くの公共施設(レディスもじ、レディスやはた、区役所、図書館、生涯学習センター、市民センター等)でも入手できます。また、ムーブのホームページからダウンロードすることもできます。

 

画像をクリックするとWebブックをご覧いただけます♪


イクボスをめざして

投稿者:所長 2017年09月05日

  

 先日、「NPO法人ファザーリング・ジャパン九州」副代表理事を務める小津智一さんの講演を聴く機会がありました。

 

 演題は「ボスが変われば会社が変わる、北九州が変わる」、テーマはイクボス。

 

「イクボス」とは?

①共に働く部下のワークライフバランス(仕事と生活の両立)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら

②組織の業績目標も結果を出しつつ

③自らも仕事と私生活を楽しむことができる

そのような上司を言います。(もちろんボス(上司)であれば、性別は問いません)

 

なぜ、今イクボスなのか?

 現在は、経済成長期を支えてきた経営とは異なる事業経営や組織経営が必要な時代へ変わってきています。

●子育てや介護等の理由から働き方に配慮が必要な社員(制約社員)の増加

●今後も見込まれる労働者不足

●昭和型経営からの脱却

大量生産から → 少量かつ斬新な商品生産へ

長時間労働から → 制約社員の増加、働き方改革へ

交代要員は多数から → 交代要員は少数、チーム効率の向上へ

 

 このような状況の下では、男女を問わず全ての労働者の多様性を活かし、チームで成果をあげる組織づくりが必要であり、それには何よりもまずボスの意識改革が不可欠です。

 

イクボスの行動とは?

 イクボスの具体的な行動規範を示した「イクボス10か条」も示されました。

 10か条の中のいくつかを示すと、

●現代の生活事情を知り、部下が子育てや介護のライフに時間を割くことに理解を示す

●部下がライフに時間を取りやすいよう、会議の効率運営、書類の削減、意思決定の迅速化等を進める

●イクボスのいる組織は業績も向上することを実証する

●ボス自らがワークライフバランスを重視し、生活を楽しむ

 

 イクボスは、優しくて理解がある上司というだけではなく、部下への理解とともに、組織の長として適切なマネジメントを行い、そしてボス自らワークライフバランスを実践する姿が必要なのです。

 

自分自身を見つめて

 私も部下を持つ立場なので、自分のことを振り返ってみました。

 部下への理解や仕事の効率化は、かつて子育てをしながら仕事を続けた経験も踏まえ、自分なりに取り組んでいますが、それがきちんと業績の向上につながっているか、何より自らワークライフバランスを実践しているかと問われれば、まだまだ道半ばという状況だと感じています。

 

 ムーブでは、秋の訪れとともに、新しい講座の開講や大きな講演会なども多くなります。

 元気のないスタッフから良い仕事は生まれません。来場された皆さまに喜んでいただける事業を実施するためにも、所長として、現場スタッフの笑顔が広がるような取り組みを進めていこうと思っています。

暑い日が続きます

投稿者:所長 2017年08月08日

 

 8月に入り、真夏日が続いています。皆さん、体調はいかがでしょうか。

 

 北九州市では、夏の暑い時間帯、市内の店舗や公共施設で「まちなか避暑地」を実施しています。

 「まちなか避暑地」とは、夏の電力需要が高くなる時間帯に、まちなかの店舗や公共施設などの涼しい場所で過ごしてもらい、各家庭の省エネ・節電を図るとともに、まちなかのにぎわいづくりを進めるものです。(冬場には「まちなか暖ラン」)

 

 ムーブも「まちなか避暑地」に参加しています。

 

 ムーブフェスタが終了して少しだけ静かな館内では、講座やイベントに参加するほかにも、図書室で読書をしたり、交流広場でコーヒーを飲みながらゆっくり休憩したり…

 

 貸室として利用できるお部屋も、セミナールームのほかに、和室、工芸室、茶室、料理室など。

   また、フィットネスルームやOAルームの個人利用もできます。

 

 ムーブの利用方法は、いろいろありですよ。

 

 この夏、「まちなか避暑地」を兼ねて、一度、ムーブをのぞいてみてください。

 

所長就任のご挨拶

投稿者:所長 2017年07月07日

 

 

 6月23日付けで、北九州市立男女共同参画センター・ムーブの所長に就任した柴田邦江です。

 

 ムーブは今年で開所22周年。

 2005年(平成7年)7月の開所以来、男女共同参画のための拠点施設として、市内外を問わず多くの方に愛されてまいりました。

 

 毎年7月には、誕生月を記念して“ムーブフェスタ”が開催されます。

 

 今年のフェスタのテーマは「出会う」。

 「出会いから始まる 明るい未来」をキャッチコピーに、7月8日(土)~7月29日(土)の3週間、ムーブは賑やかな雰囲気に包まれます。

 

 オープニングイベントの有森裕子さん講演会をはじめ、ITとの出会いを体験するイベントやジェンダー問題調査・研究報告会、サマーカーニバル、法律相談など多彩なプログラムが展開されますが、ムーブフェスタの魅力は何と言っても“市民企画事業”。

 

 市民の皆さまが主体的に企画・運営するもので、講演会、ワークショップ、映画、バザーなど、今年も100を超える「楽しみながら勉強できる企画」が目白押しです。

 

 7月は、ムーブが一番賑わう時節。皆さまもぜひムーブへお越しください。

 

 

 

 

退任のご挨拶

投稿者:所長 2017年06月23日

 

 本日6月23日で、北九州市立男女共同参画センター・ムーブ所長を退任いたします。

 ムーブの仕事は私にとっては職業生活最後の仕事で、大変やりがいのある仕事でした。

 

 男女共同参画社会を実現するには、課題はまだまだ沢山あります。世界的にも遅れた女性の活躍、女性が働き続けることの難しさ、いまだに解消されない性別による固定的役割分担意識、女性に対する暴力、男性の意識改革、働き方改革など様々な課題があります。

 

 これまでのムーブが培った財産を活用して、働く女性のサポート、男性の家事・育児、介護の参画推進、DVをはじめとする女性の人権侵害への対応、若い世代のキャリア形成へのサポートなど様々な取り組みを行ってまいりました。

 

 多くの課題がある中で、ムーブで出来ることも限られています。

 でも、小さな課題解決の積み重ねが、社会を変える力があると思って、この5年間を過ごしてきました。

 

 後任の柴田所長にバトンをつなぎます。

 これからもムーブへのご支援とご協力をお願い申し上げます。

 

西本 祥子

 

「政治分野における男女共同参画推進法案」について

投稿者:所長 2017年05月06日

 

 

 皆さん、「政治分野における男女共同参画推進法案」の動きを知っていますか?

 

 4月10日には、クオータ制を推進する会(代表・赤松良子元文部大臣)が開催した院内集会『4月10日 女性参政権行使記念日 パープルに染めて!推進法案成立へ』が開催されました。集会では法案の成立を求める要望書を採択し、与野党役員らへ届けたということ。参加者はその後、国会議事堂周辺をデモ行進「議会を男女均等に」と訴え大いに盛り上がった集会になったと報告されています。

 

 「政治分野における男女共同参画推進法案」については、現在、与野党案が一本化され、衆議院内閣委員長提案としてまとまった段階で、連休あけにも衆議院内閣委員会への提案が実現するかというところです。

 法案は議員立法で、選挙で候補者ができる限り男女均等になることを目指し、政党等に男女別の候補者数の目標を定めるなど、自主的に取り組むよう努めることとしています。

 

 日本の衆議院、参議院の女性議員の現状はというと、衆議院議員475人中女性44人で9.3%、参議院議員242人中女性50人で20.7%です。

 身近な北九州市の市議会議員では、57人中女性は11人19.3%となっています。前回の61人中8人13.1%ですから少し増加しています。

 

 さて、日本は世界の中ではどうでしょうか?

 列国議会同盟では、世界の女性議員の情報を提供していますが、日本の女性議員比率(衆議院)が193ヶ国中163位と、なんとも寂しい状況です。

 このような状況の中、この法案は画期的なことであり、政治分野における男女共同参画の推進について、その基本原則を定めるという意義があります。

 

 議員立法に至るまでには、「クオータ制を推進する会」の長期的な活動があります(詳しくは、ムーブ書誌情報誌カティング・エッジ 2016.6第57号参照 )。じっとしていては、状況は動かない。その影には女性たちの地道な活動があることを忘れてはならないのです。(昨年通常国会で成立できなかった経緯についても同誌を読んでください。)

 

 今回「政治分野における男女共同参画推進法案」が成立すると政治の分野もようやく男女共同参画推進の一歩を踏み出します。法はあくまで努力義務ですが、今後は各党の取組が問われることになります。有権者の私たちの判断材料の一つにしていかなければならないと思います。

 何年か後には、女性議員が少なかったこともあったね、随分変わったね・・・ということになることを願っています。

 

           内閣府男女共同参画局より http://www.gender.go.jp/policy/mieruka/government.html